自社紹介

「生きることは食べること」をコンセプトに、がんを経験した看護師と同じ境遇の仲間たちと一緒にオリジナル商品の企画販売とコミュニティを通じて、食べる喜びを取り戻すきっかけを作るサービスを提供しています。
当事者になって気付けた視点を「ヒアメイド（同じ境遇の仲間とデザイン）」という新たな価値で、社会をアップデートすることにチャレンジしています。

地場産センターへの問合せのきっかけ

私たちは、手術などの治療により、口が開きにくい、噛み辛い、嚥下障害など、食べることにバリアを抱え、その１つがカトラリーでした。自分たちに合うものを探し求め、100種類以上のものを使ってみましたが、どれも違う、何か違うと感じており、カトラリー製作を思いつきました。

猫舌堂は、関西電力（株）の社内企業チャレンジ制度で起業した会社です。
2019年2月に応募して審査を通過し、2019年5月～約半年間の実証実験を経て設立しました。その実証実験の際、地場産センターと出逢いました。

カトラリー製作は燕市でと決めていました。理由は、①嚥下には「燕」という文字が入っていること。②日本製で世界に誇れる商品にしたかった。③オシャレで社会に溶け込むものにしたかった。からです。

問い合わせからマッチングまでの流れ

まず、新潟県大阪観光センターを訪ね、地場産センターのことを教えていただきました。
早速メールで問い合わせをして担当の方につながり、訪問させていただきました。
多くの金属洋食器メーカーがある中、３社を選定してくださり、資料も準備してくださいました。

燕市内の金属洋食器メーカー3社を訪問（見学）、ヒアリング、試作～製品化

担当の方が、メーカー３社に連絡をとって、同行してくださり、大変心強かったです。どのメーカーさまも、大変ご親切にヒアリングにご対応いただき、製作現場の見学もさせていただきました。
熟練の職人さんのおかげで試作から完成までとてもスムーズにいきました。

地場産センターのマッチング事業に関する感想

人としてあたたかくご対応いただけたことに感謝しております。モノづくりは、人と人との関係が大切であることを改めて学ばせていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

特殊洋食器

関西圏の企業より問い合わせがありました。
「生きることは食べること」をコンセプトに、がんを経験した看護師と同じ境遇の仲間たちと一緒にオリジナル商品の企画販売とコミュニティを通じて、食べる喜びを取り戻すきっかけを作るサービスを提供している企業です。
主にがんを経験された方に向けてデザインした特殊洋食器（スプーン、フォーク）で、熟練の職人がいる燕三条地域の企業で製作しました。
当地域の製品が食べる喜びを取り戻すきっかけづくりに貢献しています。